休みが欲しいにゃ
by londonpunksbell
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99 ロビンソンの家 打海文三 著
母の順子さんは主人公が幼い頃に入水自殺をし、行方不明。
高校を休校し、主人公は昔住むはずだった家、「Rの家」へと向かう。
そこで従姉弟の李花、伯父の雅彦さんと出会う。
不思議な3人生活が始まる。
青春小説。セクシャルなんだけど、いやらしさはない。
文体がさっぱりしているからか、透明感や美しさすら感じる。
ずっと探していた本で、絶版にはなっていないからネットで買おうと思えば買えたんだけど
わざわざ書店で探し歩いてやっと手に入った本でした。
著者の本は「ぼくが愛したゴウスト」というSF小説しか読んだことなかったのだけれど
それが素晴らしくて、それに負けないくらいこのロビンソンの家も素敵な作品だった。
母親の失踪、自殺に隠された事実。雅彦と李花との出会いと語らい。
最後に少し悲しい話もあるんだけど、思うにキャラがあまり立っていない分
サラっと過ごしてしまう。
それが良いのか悪いのかわからないけど、だからこそ透明感がある美しさなのかとも思う。
著者打海氏は2007年の59歳で他界されており、新作は今後においてもう出ない。
しかし彼が書いた作品は残っているので、今後とも手にとっていきたい。
そう思える作品でした。
(2012年7月読了)
高校を休校し、主人公は昔住むはずだった家、「Rの家」へと向かう。
そこで従姉弟の李花、伯父の雅彦さんと出会う。
不思議な3人生活が始まる。
青春小説。セクシャルなんだけど、いやらしさはない。
文体がさっぱりしているからか、透明感や美しさすら感じる。
ずっと探していた本で、絶版にはなっていないからネットで買おうと思えば買えたんだけど
わざわざ書店で探し歩いてやっと手に入った本でした。
著者の本は「ぼくが愛したゴウスト」というSF小説しか読んだことなかったのだけれど
それが素晴らしくて、それに負けないくらいこのロビンソンの家も素敵な作品だった。
母親の失踪、自殺に隠された事実。雅彦と李花との出会いと語らい。
最後に少し悲しい話もあるんだけど、思うにキャラがあまり立っていない分
サラっと過ごしてしまう。
それが良いのか悪いのかわからないけど、だからこそ透明感がある美しさなのかとも思う。
著者打海氏は2007年の59歳で他界されており、新作は今後においてもう出ない。
しかし彼が書いた作品は残っているので、今後とも手にとっていきたい。
そう思える作品でした。
(2012年7月読了)
by londonpunksbell
| 2012-07-12 23:15
| 読書