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92 追想五断章   米澤 穂信 著

物語のエンディングを記さない、読者に決めさせる物語、リドルストーリー。
父親が生前、書き残した5つのリドルストーリーを集める北里可南子と、
その依頼を受ける古書店で居候中の菅生芳光。
父親が残した5つの物語の最後の一行、そこからその存在を知ることになり、
探索は始まり、物語が見つかっていく。

これは合間に挟まれる5つの短編ストーリーが結構秀逸で、
出来のいいショートショートと、その作成背景を読み解いているような物語でした。
殺人が起きるとかそういったことではないんだけども、どことなく物語が暗いのは
父親の過去、「アントワープの銃声」事件に起因します。
そしてこの事件の真相が、この物語の真相。

舞台設定が90年代初頭くらいになってるんだけど、この作者、同年生まれなんだけど
よく調べてるよなあ。こういった米澤作品はとても好きです。

ただ、物語であるが故に、テンポの良さを出すためなんだろうけど、
捜し物の小説が簡単に見つかりすぎな気もしました。
(2012年5月読了)
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# by londonpunksbell | 2012-05-31 00:19 | 読書

91 WILL  本多 孝好 著

葬儀屋森野のお話。
旧作「MOMENT」のあとの話に時代設定がされていて、森野も30才手前。
連作短編の構成で故人と遺族の間のちょっとした謎解きと、心温まる物語。
前作読んでなくてもこれだけでも読めます。

個人的には「空に描く」がよかったかなあ。
森野の高校の同級生佐伯杏奈。父親が亡くなり、葬儀を森野葬儀店で取り仕切った。
その後、甥っ子が死んだ父親の幽霊を見たという。そして生前書いた絵が佐伯のもとに届く。
そこに描かれた絵を佐伯杏奈の生誕の秘話を森野が解き明かしていく。

なんかバッドエンドな気もしたけど、エピローグ含め、素敵な物語でした。
ただ、またも扱っているのが人の生き死に、というか死なんで、
軽々い話ではないんだよねえ。

でも本多孝好のこういった話、好きだなあ。
(2012年5月読了)
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# by londonpunksbell | 2012-05-31 00:06 | 読書

90 蘭陵王 田中芳樹 著

著者がはるか昔から良く名前を出していた中国の英雄の一人。
高長恭。
物語の始まりは西暦560年代、南北朝時代。
斉、周、陳の三国が擁立され、その北には突厥がある。
斉の皇族であり、知勇兼備の名将、蘭陵王高長恭の物語。

ラストが不運であるとか、なんとなく分かってはいたのだが、確かにかわいそうだった。
しかしこの時代は日本ではスポットがなかなか当たらない時代である。
三国時代のような華やかな武将群がいるわけでもないので、歴史小説好きの人たちにも
なかなか目にとならないのだろうか。

今作は蘭陵王の物語を演義的に描いた希少な作品である。
美貌を隠すために戦場では鬼の仮面を付けて戦う名将…。

ただ花がないんだ、これが。
面白くないわけではないが、読んでいて途中飽きかけたのも事実。
ただ、夭折という年なのかはわからないが、若くして死んだ天才は
物語になるね。
(2012年4月読了)
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# by londonpunksbell | 2012-05-15 23:01 | 読書

89 傍聞き 長岡 弘樹 著

かたえぎき。
「この20年で最高の傑作!・・・」ってオビ。これはやりすぎです。
なんか騙された感じ。
面白かったけど、誇張だな。

短編集で「迷走」「傍聞き」「899」「迷い箱」の4編(ひょっとして 単行本と文庫では収録順が異なる?)
全て秀作です。
登場人部の過去や日常、抱える問題が最後に解決されます。
殺人事件とかそういった泥臭いのではなくて、「ヒト」の物語。
「迷い箱」ちょっと苦手だったけど、表題作の「傍聞き」は面白かった。
こんな言葉、知らなかったし。

長岡弘樹は作家としてはまだまだ若いので、これからに期待です。
(2012年4月読了)
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# by londonpunksbell | 2012-05-15 22:48 | 読書

88 夢の守り人 上橋 菜穂子著

守り人シリーズの3作目。

今回は呪術師トロガイとタンダの物語。バルサ、そしてチャグムも登場し、豪華な顔ぶれとなっている。
物語は夢を糧として人を眠りに付かせる「花」に魂を奪われる人たち。
タンダも姪を救うため命をはるが、囚われ体を奪われてしまう。
トロガイ師の過去、第一王妃の忘念、タンダの想い。


ファンタジー色の強い物語でした。
トロガイの過去が語られ、タンダのバルサに対する想いが語られる。
なかなか面白い物語でした。
前二作く比べると、やや弱さがありますが、それでも素晴らしい出来です。

個人的にはチャグムがバルサたちと再会できたあたりがとても好きで、
物語の本筋ではないですけど、いいなあ、と思いました。

ただバルサの活躍が少なかったことと、ジンのやられ方がかわいそうだったかなと。
シュガとかにスポットが当たる話は今後あるのかな。
キャラクターが活きてきているので、今後が楽しみです。

(2012年4月読了)
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# by londonpunksbell | 2012-04-15 22:38 | 読書

87 チェーン・ポイズン  本多 孝好 著

淡々とした日々の絶望から自殺を考えた主人公に自殺を年引き伸ばすよう依頼する人物が
現れる。1年後、楽に死ねる薬を必ず渡すから1年自殺をのばすように、と。
そして人生最後の1年が始まる。


あんまり書くとネタバレになってしまいかねない。
本孝さんの長編小説。今回はもろに生死がテーマになっている。
文章は地に足が付いた感があるが、やっぱりうまい。
死に焦がれる主人公の物語と薬物自殺を追う記者の話が表裏となって進行するんですが
まあ、なんというか叙述トリック的なことは気がつきます。

今までの本孝作品とは一味違った作品であり、進化でもあると感じました。
作品としての完成度はすごく高いので良いです。
ただ、死という題材である分、重さもあることも確かです。
(2012年3月読了)
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# by londonpunksbell | 2012-04-07 23:05 | 読書