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カテゴリ:読書( 102 )

73 カラスの親指  道尾 秀介 著

「向日葵の咲かない夏」が気分を悪くしたので、著者の作品は避けていたのですが、
書店で見つけ、少しあらすじを読んで面白そうだと手にとった本です。
結果として、とても楽しかったです。

詐欺師のお話です。
闇金で人生を壊してしまった男、詐欺師の武沢ことタケさんと
テツさん、ましろとまひろ、貫太郎。愉快な仲間たちだよなあ。

それぞれが抱える過去を持ちながら自分たちを陥れた組織に挑む。
あいつらの金を奪う、ってなんか王道にみえるんだけど
ドンデン返し、ドンデン返し。
最後はそうきたか、っていう締め方でとても面白い物語でした。
ちょっと無理がある気がしますけど。
ページ数もそれなりにある大作ですけど、結構一気読みでした。
物語への引きずり込み方、これは多分内容とテンポなんだろうけど
それが秀逸で、もっとこの連中の話を読んでいたいなあって思って読んでました。

テツさんがタケさんにした手の指と家族の話。
これはいろいろ頷かされました。
やっぱ道尾秀介はすごかったです。
(2012年12月読了)
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by londonpunksbell | 2011-12-17 23:53 | 読書

72 凍りのくじら  辻村 深月 著

初めて辻村深月作品を読みました。

主人公は高校生の理帆子。
父はカメラマンで、失踪中。母はがんで入院中。
周りの人間を見ては他人と自分の差を感じてしまう。
(自分は、多分、みんなより頭がいいんだって)

大人びて子供じみた、孤独を持っていて、上っ面は人に合わせる器用さも
持ち合わせている。だから毎日を心から楽しめないんだろう。
うーん、近親感があるような、内容な主人公でした。

話は彼女の成長記なんですけど、淡々と進んでいきます。
そして昔からたくさんの本を読んでいて、父のすきだったドラえもんが大好き。
そう、この物語の各章のタイトルはドラえもんの道具の名前になっています。

とまあ、ここまで書いていてあれですけど、なかなか感情移入できませんでした。
なので読むのにも時間が掛かってしまいました。
先にも書いたんですけど、淡々と進むわけですよ。
物語が進むに連れて、悲しい場面とか、!!!な場面とかもありますけど
全体的には丁寧に作り上げた少女の少しかわいそうなお話です。

著者のドラえもん、また藤子不二雄氏への愛情も並々ならぬものを感じます。
どちらかというと女性の方が感じ取ることが多いお話なのかもしれません。
(2012年12月読了)
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by londonpunksbell | 2011-12-17 23:40 | 読書

71 書物迷宮 赤城 毅 著

前作、「書物狩人」の続編。
短編4篇収録。
今回もル・シャスール(狩人)ナカライさんは素敵に活躍するんですけど
今回も稀覯本をめぐっていろいろとやり合います。
ロルカ詩集、満鉄の時刻表、、ある公爵家の出自の書、
ポーランド情報局がポズナンで発見し、持ち帰った機密書類。

これらをめぐってのナカライのやりとりが魅力的ですが、
ひとつ気になりることが。
仕方ないんだろうけども、書物についての説明を含めた会話が多くなることから
人物の動きが少なくなってしまう。
会話が主たる流れになるので、アクション性は薄くなってしまう。
(車で巻いたりなんかもありますけど)
そのあたりが読んでいて気になりました。

ちょっともったいないかなあ。
でもこのシリーズは面白いので、続きもいつか読みたいと思います。
(2011年11月読了)
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by londonpunksbell | 2011-12-17 23:27 | 読書

69(70) モダンタイムス(上下) 伊坂 幸太郎 著

著作「魔王」に続く、その数十年後を舞台にした世界の物語。
主人公渡辺拓海はSEで、先輩の五反田正臣が投げ出した仕事の後任となる。
それはWEBの簡単なシステム変更の仕事であったはずが、
先輩の失踪と事件性に気がつき、やがて巻き込まれていく。

とまあ、これは大作でした。
大きくは「システム」って話なんだけど、社会のシステム、管理システム。
国家権力・・・。
伊坂文学らしく、会話がテンポ良くつながって、文章も面白いんだけれど
いかんせんつかみにくい題材であるためにちょっと難しさもある。

けれどそこまで難しいわけでもなくて、ただ、説明に割く分量が多い気がして
物語性が弱いかも。
というのも、同時期に書かれたゴールデンスランバーが、大衆娯楽の対策だったこともあるかも
しれない。それに比べると、だ。

勇気はあるか?
実家に忘れてきました。何を?勇気を。
人は知らないものにぶつかった時、まず何をするか?
-検索するんだよ
人生は要約できない

などなど、今回も沢山いいセリフがありました。
魔王からも数人、登場していますがこれを読んでなくても読めます。
読んでいると、もっと楽しめます。

後半少し停滞しますが、総じての評価は良いと思います。
拷問って、こええなあ。
奥さんもこええなあ。

(上巻2011年10月読了)
(下巻2011年11月読了)
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by londonpunksbell | 2011-11-06 07:11 | 読書

68 ジョーカー・ゲーム  柳 広司 著

昭和12年 情報勤務要員養成所が開設される。
発案者は大日本帝国陸軍の結城中佐。かつての優秀なスパイだった男。
このスパイ学校、通称D機関、またそのスパイ訓練者たちの短篇集。
吉川英治文学新人賞作品。

単行本で出て話題になっていた時から読みたいなあって思っていた作品です。
1篇がそれほど長くなく読みやすかったです。

舞台設定も面白いし、結城中佐の存在がかっこいい。
「死ぬな、殺すな」
スパイとして殺人、または自殺をおこしてしまうことは、御法度である。
人の死は周りの注目を引きつけてしまう…。

なかでも英国総領事と爆弾テロの謎の「幽霊」、上海を舞台にした「魔都」が好きです。

とにかく舞台設定がおもしろい。
謎は、まあまあ、というかこれはミステリー扱いなのか?

続きも刊行されているので、いずれ読みたいと思います。
(2011年10月読了)
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by londonpunksbell | 2011-11-05 06:47 | 読書

66(67) 燃えよ剣 (上下)  司馬 遼太郎 著

新選組鬼の副長、土方歳三の生涯を描く長編。


もとは武州石田村のバラガキ(ワルガキ)だった男が、京都に上り
近藤勇や沖田総司、と芹沢鴨らと新撰組を結成し、幕末の京都で刃を振るう。
組織を強くすることだけを念頭に活躍する土方、そして幕末の動乱に巻き込まれていく。


五稜郭で結成当時の仲間もいなくなり、最後を求める土方はどことなく寂しく感じた。
ストイックで、喧嘩をすることがこの男の全て。その喧嘩に全てをかけて散っていった男。
なのかなあ。

近藤と沖田については書かれていることはおおいのだけど、そのほかの志士たちについては
あまり深くは言及されていない。
そもそも土方の物語であるため、その点は仕方ないんだけど、
ただただ、ストイックな男に見えてしまう。

徳川慶喜が政権を渡さなければ、動乱は戦乱と化していたのだろうか。
そうなると、新撰組はどう動いたのだろうか。
いや、そうはならなかったんだけどね。

いままで新撰組って名前だけしか知らなかったんだけど、土方歳三の物語を読んで
ほかの隊士たちにも興味は持ちました。
書く人によって変わるだろうけど、もう少し深く知ってみたいです。
(るろうに剣心くらいでしか知らない・・・)

司馬 遼太郎の本は初めて読んだのだけれど、昔に書かれたものでも古臭さがなく
とても読みやすかったです。
(上巻2011年9月読了 下巻2011年10月読了)
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by londonpunksbell | 2011-10-19 23:27 | 読書

65 これは王国のかぎ 荻原 規子

中学生・上田ひろみ、失恋して大泣きしていたらなんと別世界へ。
そこは、アラビアンナイトの世界。しかも自分は魔神(ジン)となりターバンをかぶった青年
ハールーンと出会う。

荻原版アラビアンナイトの物語。
ひろみはジャニという名前をハールーンにつけられ、二人の旅は始まる。
砂漠のジンは湿気に弱い。修業中なので、力もうまく使えない。
二人の旅はある時おわりを告げ、そしてラシードと出会う。
たくさんの人との出会いでジンとして成長していくジャニ。

気がつくと政治闘争に巻き込まれ、魔法によってラシードは奴隷女、ジャニは鳩にされてしまう。
その行方は・・・。

この人は文章にクセがなく、すごく読みやすく楽しい。
本の存在に気がついて、入手するまで結構かかった本です(あえてネットでなく本屋で買う・・・)
でもその分もあってかとても楽しかった。
児童文学、SFなんだろうけど、中学生のときとかに読みたかったなあ。

ラストに戻ってくるハールーンもかっこいいし。
ジャニの成長っぷりが読みどころかなあ。

このアラビアンナイトの世界感ってのが個人的には魅力的で
昔読んだアラビアンナイト、読み返したくなっちゃった。
(といっても全て読んだわけじゃないけど)



高校生になったひろみの物語「樹上のゆりかご」もいずれ読みたいです。
(2011年9月読了)
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by londonpunksbell | 2011-10-19 23:10 | 読書

64 ぼくが愛したゴウスト  打海 文三 著

一人で行ったコンサートの帰り、駅で人身事故に遭遇してしまう主人公翔太。
その後、自分の周りの臭いの違いに気がつき、そこは自分の世界とは違う世界だと
気がつく。

パラレルワールドに迷い込んだ少年と、もうひとりのおっさんの物語といえば
ファンタジーなんだけど、それだけじゃない。
この空気感がなんというか切なさとか、怖さとか、美しさとか、なんとも言えないたくさんのものを
内包しています。

戻れるか、戻れないか。これも重要なんだけど、
この物語の、作者の提示したラストが意外で、でもなんとなく納得いくような。
そして読者にそれぞれ、その後の展開を好きにしていいというような、
美しい仄かな香を残しています。

終盤の展開自体(経年過程とか)が、急すぎるような気がしたけど、
伊坂幸太郎が推薦している意味というか、物語性の雰囲気とかすごく好きでよかった。
(2011年8月読了)
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by londonpunksbell | 2011-09-12 00:26 | 読書

63 殺人鬼フジコの衝動  真梨幸子 著

10数人を殺害したフジコ。
殺人鬼の始まりから、その終幕までの救いのない物語。

幼少の頃、一家惨殺事件に巻き込まれ、一人生き残ったフジコ。
もともと親より虐待を受けており、叔母の家で育てられ、歪み、
そして殺人へと向かってしまう。

暗い物語なのは、言うまでもない。
引き込まれて、一気読みしてしまった。

グロいとか、そういうのは少なくて、
誰でも人生の道をひとつ踏み外したら転落してしまうんだと
そう思うような物語です。
そしてあとがきまでが物語。

貧しさを抜け、金銭的に裕福さと手に入れてさえ、結局は狂ってしまった
フジコの転落ぶりが痛々しいほど伝わります。

文章は読みやすく、はまる要素はたくさんなるので、
心に余裕のある方にはお勧めです。
(2011年8月読了)
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by londonpunksbell | 2011-09-12 00:16 | 読書

62 サクリファイス   近藤 史恵著

日本では馴染みないスポーツである自転車ロードレース。
チーム戦ではチームのエース以外はすべてアシスト。
エースが勝つためには勝利を譲る。そんな紳士なスポーツ。

主人公白石はチームオッジに所属し、そこでエースの石尾のアシストを勤める。
しかし石尾には以前若手のホープをつぶしたとの噂が。
あるレースでひょんなことで実績を残してしまった白石。
石尾は、白石をつぶしに来るのだろうか、白石はエースになるのか、アシストとして
チームを支えるのか。
そんな中、惨劇は起きる・・・。

STORY SELLERで外伝的な短編を何部か読んでいたので
結構すんなり読めました。
恋愛的な要素もあるにはあるんだけど、ここだけが余計だったかな。
あとは文句なしで面白い。

石尾のかたくなさ、ストイックさって言うのがひとつ鍵になっていて
最後に少しミステリー的な謎解きがあるんだけど、
それ以外はスポーツ小説として読みやすい。
何より未経験なスポーツなのにわかりやすい。

いい話でした。
いくつか続編が出てるようなので、機会があれば読みます。
(2011年8月読了)
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by londonpunksbell | 2011-09-12 00:08 | 読書